丸野一樹とは?SG初優勝・G1通算10Vの実績|多摩川ウェイキーカップ優勝を徹底解説

丸野一樹選手コラム|SG初優勝からG1通算10Vへ 多摩川ウェイキーカップ制覇の軌跡

2026年9月16日から21日までボートレース多摩川で開催されたG1「ウェイキーカップ開設72周年記念」。

激戦となった6日間のシリーズを制したのは、滋賀支部のトップレーサー、丸野一樹選手でした。

優勝戦では3号艇から冷静な差しを決め、1号艇の原田篤志選手をかわして優勝。

丸野選手にとって多摩川での初優勝となっただけでなく、G1通算10回目の優勝という節目のタイトルとなりました。

しかも丸野選手は、2026年5月に浜名湖で開催されたSGボートレースオールスターSG初優勝を達成したばかり。

SG初制覇からわずか数カ月でG1通算10冠という新たな節目にも到達し、まさにキャリアの充実期を迎えています。

今回は、そんな丸野一樹選手の人物像やこれまでの実績、そして多摩川G1ウェイキーカップで見せた走りを振り返ります。


丸野一樹選手

丸野一樹選手は、1991年8月5日生まれ、京都府出身。

滋賀支部に所属する109期のA1級レーサーで、登録番号は4686です。

2011年11月にデビューして以来、着実に実績を積み上げ、現在ではSG・G1の舞台で常連となっているトップレーサーです。

デビューから約14年半となる2026年5月には、浜名湖で開催されたSGボートレースオールスターで待望のSG初優勝。

SG優出3回目、通算3416走目でついにビッグタイトルを手にしました。

そして今回の多摩川G1では、さらにG1通算10回目の優勝を達成。

「G1で結果を残し続けてきた選手が、2026年にSGタイトルまで手にした」

というのが、現在の丸野一樹選手を表す大きなポイントでしょう。


丸野選手の魅力は、派手さだけを追い求めるタイプではなく、状況に応じて冷静にレースを組み立てられる対応力にあります。

今回の多摩川G1でも、その特徴がはっきりと表れました。

優勝戦では3号艇からの戦い。

1号艇の原田篤志選手がスタートでやや立ち遅れ、2号艇の永井彪也選手が攻める展開になると、丸野選手は3コースから空いたスペースへ鋭く差し込みました。

本人も「思っていたのとは違った」という趣旨のコメントを残しており、想定とは異なる展開にもかかわらず、瞬時に対応して勝利につなげています。

こうしたレースを見ると、丸野選手は単純なスタート力や機力だけで勝負するのではなく、

  • 展開を読む力
  • 1マークでの判断力
  • ターン後の舟足を生かす技術
  • 状況が変わったときの対応力

といった総合力を武器にしている選手だと言えます。

また、本人のコメントからは、好結果が出ても浮つかず、淡々と次のレースへ向かう姿勢もうかがえます。

今回の優勝後も年末のグランプリを意識しながら、「やることは変わらない」という趣旨のコメントをしており、目標を明確にしながらも目の前のレースに集中するタイプであることが伝わります。


丸野選手は、2026年9月21日の多摩川G1優勝によって、通算34回目の優勝を達成しました。

グレード別では、

  • SG優勝:1回
  • G1優勝:10回
  • 通算優勝:34回

という実績を持っています。

特に注目したいのがG1での安定感です。

2026年の多摩川G1優勝前の時点でもG1通算9Vを誇っており、今回の優勝によって大台となる10Vに到達しました。

さらにG1での優出は今回が通算28回目。

単にG1で優勝するだけでなく、何度も優勝戦まで勝ち上がってきたことが、丸野選手の実力を物語っています。

項目実績
登録番号4686
生年月日1991年8月5日
出身地京都府
支部滋賀
登録期109期
級別A1
SG優勝1回
G1優勝10回
通算優勝34回
G1優出28回
多摩川優勝今回が初

※2026年9月21日の多摩川G1終了時点。


2026年の丸野選手を語るうえで、やはり外せないのがSG初優勝です。

5月31日、浜名湖で開催された第53回ボートレースオールスター

丸野選手は優勝戦で1号艇に入り、インから逃げを決めました。

これが自身3回目のSG優出で、デビューから約14年6カ月、通算3416走目にして手にした念願のSGタイトルでした。

G1ではすでに何度もタイトルを獲得していたものの、SGだけはあと一歩届かない状況が続いていました。

それだけに、2026年のSG初優勝は丸野選手のキャリアにおける大きな転機だったと言えるでしょう。

そして、その数カ月後に今回の多摩川G1。

SG初優勝を経験した勢いを、そのままG1タイトルにつなげた形です。


今回のウェイキーカップでは、前検から丸野選手の機力が注目されていました。

手にしたのは多摩川の現行エンジンでも評価の高かった57号機

前検時点で「直線はいい体感」と話しており、行き足についても軽快な動きを見せていました。

ただし、実戦に入ってからはすぐに結果が出たわけではありません。

予選ではなかなか1着を取れず、4日目まで待望の今節初勝利を待つことになります。

しかし、ここから舟足が徐々に上向きました。


4日目の11R。

1号艇で登場した丸野選手は、コンマ06のスタートからイン先マイ。

そのまま逃げ切り、今節初勝利を挙げました。

このレース後には、

  • 「いい調整が日に日にできている」
  • 「乗り心地が良い」
  • 「しっかり舟も向いてくれた」

と舟足への手応えを語っています。

この1着によって得点率は7.33まで上昇。

最終的に予選を3位で通過し、準優勝戦の1号艇を手にしました。

序盤で大きく抜け出すというより、シリーズを通じて調整を進め、勝負どころで仕上げていったことが今回のポイントです。


5日目の準優勝戦10R。

予選3位通過の丸野選手は1号艇で登場しました。

ここでもインからしっかり逃げ切り、優勝戦へ。

G1通算28回目となる優出を決めました。

特に準優勝戦では、ターン後の加速が光りました。

丸野選手自身も「回った後の二の足でグッと進んだ」と手応えを語っており、シリーズ終盤にかけて57号機の性能を引き出していったことがうかがえます。

そして迎えた優勝戦。

丸野選手は3号艇からの出走となりました。


9月21日の最終日12R、優勝戦。

1号艇は原田篤志選手、2号艇は永井彪也選手、3号艇に丸野一樹選手。

さらに4号艇・長田頼宗選手、5号艇・瓜生正義選手、6号艇・太田和美選手という豪華なメンバーがそろいました。

レースでは1号艇の原田選手がスタートでやや立ち遅れ、2コースの永井選手が攻める展開に。

ここで丸野選手が3コースから鋭く差し込みます。

1マークで空いたブイ際をしっかりと突き、バックストレッチでは先頭へ。

そのまま後続を振り切り、見事に優勝しました。

1着 丸野一樹(3号艇)
2着 原田篤志(1号艇)
3着 長田頼宗(4号艇)

3連単は「3-1-4」で、14番人気・3,620円という決着でした。

丸野選手にとっては、これが多摩川初優勝

そして、同時にG1通算10回目の優勝となりました。


今回の優勝は、丸野選手にとって単なるG1タイトルの上積みではありません。

G1優勝回数が9回から10回へ

大台に乗ったことで、これまで積み重ねてきたキャリアの一つの区切りとなりました。

さらに、今年5月のSG初優勝と合わせることで、

「SGタイトルを獲得した年に、G1通算10Vにも到達」

という非常に印象的なシーズンになっています。

2026年の丸野選手は、これまでの「G1で強い選手」から、SGでも頂点を争うレーサーへと、さらにステージを上げたシーズンと見ることもできます。


今回の優勝によって、丸野選手の2026年獲得賞金は1億円を突破

賞金ランキングも3位まで浮上しました。

本人もSG初優勝を果たした時点から、年末のグランプリ・トライアル2ndを目標として掲げています。

今回のG1優勝は、その目標へ向けても大きな意味を持つタイトルになりました。

グランプリは12月15日から20日まで大村で開催予定。

SGを制した勢いに加えて、G1通算10Vという実績も手にした丸野選手が、年末の大舞台でどのような走りを見せるのか。

2026年後半戦の大きな注目ポイントになりそうです。


丸野一樹選手は、2011年のデビューから長い時間をかけてトップレーサーへと成長してきました。

G1では10回の優勝を積み重ねながら、SGではなかなか届かなかった頂点。

それを2026年に浜名湖で突破すると、今度は多摩川でG1通算10Vという新たな節目を達成しました。

今回のウェイキーカップでも、序盤からすべてが順調だったわけではありません。

57号機を少しずつ調整し、4日目の初白星をきっかけに予選3位まで浮上。

準優を逃げ切り、優勝戦では3コースから展開を冷静に捉えて差し切る。

機力を引き出す調整力と、展開に応じたレース判断。

そして、SG初優勝を経てさらに自信を深めていることも、現在の丸野選手の強さにつながっているのかもしれません。

2026年は、丸野一樹選手にとってキャリアの新たなステージが始まった1年。

SG初優勝、G1通算10V、そして賞金ランキング3位。

この勢いを年末のグランプリにつなげられるのか、今後の丸野一樹選手の走りに注目です。


開設72周年記念ウェイキーカップ

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