馬場貴也とは?SG5冠・G1通算9Vの実績|大村G1海の王者決定戦を優勝

大村G1海の王者決定戦2026馬場貴也

2026年9月7日から12日までボートレース大村で開催されたG1「開設74周年記念 海の王者決定戦」。

激戦となった今大会を制したのは、滋賀支部のエース・馬場貴也選手でした。

優勝戦では1号艇からコンマ06のスタートを決め、堂々のイン逃げ。2着に毒島誠選手、3着に黒野元基選手が入り、馬場選手はG1通算9回目、通算69回目となる優勝を飾りました。

しかし、今回の優勝を語るうえで欠かせないのが、初日の落水失格から始まった波乱のシリーズです。

そこから予選トップ通過、準優勝戦1着、そして優勝戦1着。

まさにトップレーサーとしての底力を見せつける6日間となりました。


馬場貴也選手は1984年3月26日生まれ、京都府出身。滋賀支部所属の93期生で、登録番号は4262。現在はA1級レーサーとして第一線で活躍しています。

2003年11月に三国でデビューし、2004年3月にびわこで初勝利。2007年5月にはびわこで初優勝を果たしました。

そして2018年11月、芦屋で行われたSGチャレンジカップでSG初優勝。

その後もSG、G1の舞台でタイトルを積み重ね、現在ではSG5冠、G1通算9冠、通算69回の優勝を誇るトップレーサーとなっています。

また、2022年のSGグランプリで2着に入り、BOATRACE振興会会長賞メダル24個を獲得。史上11人目となる「ゴールデンレーサー賞」の受賞条件を満たし、2023年には正式に認定されています。

単なるSGタイトルホルダーではなく、長年にわたってSG・G1の優勝戦線に顔を出してきた、まさに現在のボートレース界を代表する選手の一人です。


馬場選手の魅力を語るうえで外せないのが、スピード感あふれるレース運びです。

特にファンからは、まくり差しや全速旋回を武器とする選手として知られています。

実際、過去の公式レース展望でも「本領スピード攻勢」を武器とする選手として紹介されており、地元びわこのエースとして高く評価されています。

また、馬場選手の過去の1着決まり手を見ると、「逃げ」が約53%と最も多い一方、「まくり差し」も約17%を占めています。インからの安定感だけでなく、センター・アウトから展開を突く攻撃力も大きな特徴です。

つまり、

「インなら安定して逃げることができ、センターやアウトからでも攻められる」

という総合力が、馬場選手の強さと言えるでしょう。


馬場貴也選手はこれまでSGで5回の優勝を経験しています。

2018年のチャレンジカップを皮切りに、2019年のグランプリシリーズ、2022年のボートレースダービー、2023年・2024年のボートレースメモリアルなど、ビッグタイトルを次々と獲得してきました。

特に印象的なのが、2022年のボートレースダービーです。

常滑で行われた優勝戦では2号艇から強烈な差しを決め、SG3冠目を獲得。さらに翌年にはメモリアルを制するなど、近年のSG戦線でも圧倒的な存在感を示してきました。

こうした実績からも、馬場選手は単に「記念レースに強い選手」というだけではなく、SGの大舞台で勝ち切る能力を持ったレーサーだと言えます。


今回の大村G1「海の王者決定戦」の優勝によって、馬場選手の通算優勝回数は69回となりました。

さらにG1優勝は通算9回目

昨年9月の住之江・高松宮記念以来となるG1制覇でもあり、約1年ぶりにG1タイトルを手にしました。

42歳となった現在でもトップレベルの成績を維持していることを考えると、これまでのキャリアだけでなく、今後さらにタイトルを積み重ねる可能性にも注目したいところです。


大村G1海の王者決定戦で見せた驚異の巻き返し

今回の馬場選手を語るうえで最大のポイントは、何と言っても初日の落水からの大逆転でしょう。

初日の6R、馬場選手は6号艇で出走。

しかし、先行艇のアクシデントの影響を受けて落水し、選手責任外の落水失格となりました。

G1の初戦で得点を伸ばせないという厳しいスタート。

普通なら、その時点で予選突破はかなり厳しい状況です。

ところが馬場選手は、ここから驚異的な巻き返しを見せます。

2日目の12R「龍神ドリーム」では2号艇から2着。

初日のアクシデントを引きずることなく、しっかりとポイントを獲得しました。

さらに3日目には2Rで2着、8Rでは5号艇からまくり差しを決めて1着。

舟足についても「出足の感じはいい」「エンジンにパワーを感じる」と手応えをつかみ、予選突破への望みをつなぎました。


そして4日目。

馬場選手は2走を2着・1着にまとめ、得点率を一気に上昇させます。

3日目終了時点では6位タイでしたが、4日目終了時には得点率7.67まで伸ばし、逆転で予選トップ通過を決めました。

初日に落水失格を喫した選手が、最終的に予選トップ。

この巻き返しは、今回のシリーズ最大の見どころだったと言えるでしょう。


5日目の準優勝戦11Rでは1号艇。

ここでも馬場選手は持ち味を発揮します。

インからコンマ04のスタートを決め、そのまま逃げ切り。

2着には黒野元基選手、3着には赤坂俊輔選手が入り、馬場選手は優勝戦の1号艇を手にしました。

相棒となった37号機についても、

  • 行き足が良い
  • 回った後の足が良い
  • 全体的に仕上がっている

と高い評価をしており、エンジンへの手応えも十分。

最後は自分がしっかり走るだけ、という状態まで仕上げていました。


そして迎えた最終日12R、優勝戦。

馬場選手は1号艇から出走しました。

進入は枠なりの3対3。

5号艇の黒野元基選手がコンマ04という鋭いスタートを決めましたが、馬場選手もコンマ06。

1コースから先マイを決めると、後続を引き離してそのままゴール。

1着・馬場貴也
2着・毒島誠
3着・黒野元基

という結果になりました。

3連単は「1-3-5」で1000円の4番人気。

大きな波乱を許さず、実力者らしい王道の決着となりました。


今回の優勝によって、馬場選手は優勝賞金1200万円を獲得。

賞金ランキングも8位まで浮上しました。

そして2026年のSGグランプリの舞台は、今回と同じ大村です。

馬場選手は2022年の大村グランプリで準優勝を経験しており、当地での大舞台には特別な思いもあります。

今回の優勝後には、

「もっともっと上の順位でグランプリに行きたい」

という趣旨のコメントを残しており、年末の大一番を強く意識しています。

今回のG1制覇は、単なるタイトル獲得ではありません。

年末の大村グランプリへ向けた大きな弾み

となる可能性があります。


馬場貴也選手は、SG5冠、G1通算9冠、通算69Vという輝かしい実績を持つトップレーサーです。

一方で、今回の大村G1で見せたのは「実績」だけではありませんでした。

初戦の落水失格。

そこから2着、2着、1着と立て直し、最終的には予選トップ通過。

準優を勝ち、優勝戦でも1号艇からコンマ06のスタートを決めて逃げ切る。

逆境から立て直す対応力と、勝負どころで結果を出す勝負強さ。

これこそ、長年にわたってSG・G1の舞台で戦い続けてきた馬場貴也選手の強さなのかもしれません。

2026年のグランプリは大村開催。

今回の「海の王者決定戦」で大村G1初制覇を達成したことで、水面への自信もさらに深まったはずです。

大村でのG1制覇を足掛かりに、年末のグランプリでどこまで賞金ランキングを押し上げ、再び大舞台で頂点を狙えるのか。

今後も馬場貴也選手の走りから目が離せません。


項目内容
選手名馬場貴也
登録番号4262
出身地京都府
支部滋賀
登録期93期
生年月日1984年3月26日
級別A1
SG優勝5回
G1優勝9回
通算優勝69回
今回の優勝大村G1海の王者決定戦
今回の優勝戦1号艇・1着
優勝戦STコンマ06

※通算優勝・SG/G1優勝回数は2026年9月12日の大村G1終了時点。プロフィール情報はBOAT RACE公式情報などを参照しています。


2026年9月の大村G1「海の王者決定戦」を制した馬場貴也選手。

初戦の落水失格という苦しいスタートから、予選トップ通過、準優1着、優勝戦1着まで巻き返しました。

そして今回の優勝で、

G1通算9回目
通算69回目の優勝
賞金ランキング8位浮上

という大きな結果を残しています。

SG5冠を誇るトップレーサーが、年末の大村グランプリへ向けて勢いを加速させています。

今回のG1優勝が、2026年後半戦の馬場貴也選手にとって大きな転機となるのか。

そして、再び大村の大舞台で頂点に立つことができるのか。

今後の活躍に注目したい選手です。

口コミ一覧 皆様から寄せられたクチコミです。