公営競技【競艇(ボートレース)】と八百長について
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はじめに
先日ニュースで元競艇選手（西川昌希）の八百長事件が発覚して、大きなニュースとして一部メディアで取り上げられました。
私自身、競艇が好きでこのような記事を、今書かしていただいてますが正直ニュースを見た時はものすごくショックでした。
どのような事件で今後どのような影響があるのか私なりにお話ししたいと思います。
西川昌希元選手詳細
名前：西川昌希（にしかわ まわき）
生年月日：1990年2月26日
出身：三重県
通算優勝回数：12回
SG出場回数：1回
身長体重：166cm/52kg
血液型：B
支部：三重
登録番号：4559
登録期：104
級別：A2
来歴
2009年5月 津競艇でデビュー
2015年3月 尼崎競艇 SGボートレースクラッシックに出場。これがSG初出場となる
2015年12月 平和島競艇場 トーキョー・ベイ・カップ（周年記念)G1初優勝戦で2位
2019年9月 現役引退
2020年1月 琵琶湖競艇場にて八百長し、見返りに親戚の男性から現金300万円を受け取ったとして、モーターボート競走法違反で名古屋地検特捜部に逮捕。
事件概要
競艇選手がわざと順位を下げる見返りに報酬を受け取ったとされる事件で、名古屋地検特捜部は28日、全国18レースで八百長をしたとして、元競艇選手の西川昌希容疑者をモーターボート競走法違反の疑いで再逮捕しました。
報酬を渡したとして、同容疑者の親族で会社員、増川遵容疑者も再逮捕。
西川容疑者の再逮捕容疑は2019年1～9月、江戸川や住之江などの競艇場で開催された全18レースで、増川容疑者の舟券を的中させるため、有利な1コースで出走しながら故意に2位以下になるなどし、報酬3425万円を受け取った疑いがもたれました。
なぜスマートフォンが持ち込めたのか
通常競艇選手というのは、1節間の間は外部との接触はNGです。
というか、外部とは接触は出来ないようになっているので、通信機器を選手宿舎やレース場に持って入る事は出来ないのです。
が、今回はなぜそれが出来たのでしょうか？
そこが1番の謎であり、解明などはされていないのでなんとも言えないですが、どうにかして持って入ったのか、外部の人がどこかから渡したのか、もう少し管理する側もしっかりと今後は管理体制の見直しなどが必要になってくるのでは。
競艇のイメージがダウン？
問題のレースは、2019年7月2日のびわこ競艇で起こったものです。
不自然な展開の一部始終がご確認できると思います。
（不謹慎ですが、「もっと上手くやれよ…」と突っ込んでしまいたくもなるものです。）
推定1,500万円前後の年収がありながら、なぜこういった事に手を染めてしまうのか。
怒り・悲しみと様々な感情がこみ上げてきます。
世間一般からすると、どうしてもギャンブル色の強い競艇は野球やサッカーなどに比べイメージが劣っていることと思います。
今回の件で更にイメージが悪くなってしまった印象がありますが、競艇ファンの方は一生懸命働いたお金で、競艇を楽しんでいるんです。
今回の件はそんな競艇ファンからも見放されるような行為だと私個人は思います。
動画サイトなどで八百長レースなどが上がっていますが、酷いレースです。
そのレースを買ってた人達は凄い怒っても仕方ないと思います。
選手へのイメージ
当たり前ですが、選手もレースになれば一生懸命レースをしています。
勿論全員が1着を目指すレースをしているのかというとそうではないレースもあるのかと思います。
ここに関しては、競争得点や、事故点など様々な状況で、無理をしないレースをしたりしますが、それは八百長ではないですが、今回の件があったので、知らない方がレースを見ると八百長をしてると思われても仕方なくなってきますよね。
今後の競艇界
今後競艇界がイメージ回復するには、当然今以上の努力が必要になってくると思います。
一般の方に向けたPRであったり、選手達にはしんどいかもしれませんが、今まで以上に検査を強化したりとそういった対策を、日本モーターボート競走会で話し合い、今後は絶対に起こらないように努めてもらわないと、ファン離れが起きてしまうと思います。
他の公営競技への影響
今回の件では、他の公営競技にも大きく影響してくると思います。
競輪や競馬なども、実は八百長があるのではないかと疑う人が出てくるのは容易に想像できます。
八百長をしてる選手はいないとは思いますが（そう信じたい）、競輪とかならラインで勝ち上がればいいと思ってる選手はいるので、それが八百長と思われ、ファン離れや、ファンの獲得に困難すると思われます。
最後に
今回お話しした事件は、すべての公営競技に凄い影響を与える事件だと思います。
今後同じような事件は絶対に起こしてはいけないですし、管理側も起こらないような対策をしないといけないと思います。
私自身も今回の事件は聞いた時は凄い悲しく、ショックでした。
このようなファンの方も多かったと思います。今後の対策に期待したいと思います。
«執筆：yanai»
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