競艇ファンの間では特殊な競艇場として有名な江戸川競艇場ですが、何が特殊なのかそしてどのような特徴があるのかなど詳しくお伝えさせていただき、今後江戸川競艇場を楽しんで いただければと思います。
Contents
江戸川競艇場の特徴
全国24場の中では唯一特殊な競艇場24場の中で唯一特殊な競艇場とはどう言った所が特殊なのでしょうか、今からご説明していきます。
まず、他の競艇場は、海にあったり、湖や特別に作ったプールでやったりしているのですが、江戸川競艇は読んで字の如く川にある競艇場です。
川にある競艇場なので、川の流れもあります。
そして、競艇場の場所は江戸川ではなく、荒川の隣にある利根川水系の中川に競艇場はあります。
江戸川巧者、江戸川嫌いな選手
選手の中にも江戸川が上手い選手もいれば嫌いな選手もおり、昔は斡旋があっても断る選手もいたほどです。(現在は斡旋拒否は出来ません。)
少しご紹介すると江戸川巧者の選手として有名なのが、石渡選手。
その他にも茅原選手や前本選手なども江戸川を得意水面としています。
逆にあまり得意ではない選手は、毒島選手や、桐生選手などはトップレーサーですがあまり江戸川を得意とはしていません。
前付けが少ない
競艇ファンの方ならご存知の方は多いと思いますが、江戸川競艇場に限って前付けが少ないです。
ほぼないと言っても過言ではありません。
イン屋の選手がいたとしても、ほぼ艇番通りの並びになります。
もし前付け等があれば、前付けした選手と付き合った選手はかなり深い起こしになり、ほとんどレースになりませんので前付けがあった場合はその選手と付き合った選手は舟券の対象から外してもいいぐらいです。
気象条件が多彩
江戸川競艇場は他の競艇場と違い、気象条件が多彩な競艇場です。
ではどのように多彩なのかその理由をご説明していきたいと思います。
他の競艇場であれば気象条件は、ほとんどが気温や風と波高ぐらいだと思いますが、江戸川競艇場はそれにプラス潮の流れがあります。
川なのになぜ潮の流れがあるかというと、競艇場は海の近くにある為に真水と海水がある汽水なので、潮の流れがあります。
他の競艇場以外の気象条件は、上潮や下潮という物がプラスで加わります。
では次で上潮や下潮についてもすこし詳しく解説していきます。
上げ潮と下げ潮
まず上げ潮とは、競艇場の2マーク側から1マーク側に流れる潮の流れの事を言います。
下げ潮はその逆なので1マーク側から2マークに向けての潮の流れになります。
そして潮の流れが弱かったり、強かったりもするので、江戸川競艇場は色々な面を持っている競艇場です。
選手達も難水面で乗りづらいという事もあるみたいですし、舟券を買うファンの皆様にも予想しづらい水面になります。
詳しくは江戸川競艇のホームページに載っていますのでそちらを参考にして下さい。
波高との戦い
江戸川競艇は他の競艇場と比べると波高が高くなる日が多いです。
波高が高い時では10センチを超える事もあります。
静水面でレースが多い選手は、波乗りが苦手な選手も多いです。
ではなぜ波高が高くなるのでしょうか。
もちろん風が強い日などは、風の影響で波高が高くなりますが、先ほどご説明した上げ潮や下げ潮が影響する事も多いです。
潮の流れと風の向きがぶつかり合うと必然的に波高が高くなります。
例えば下げ潮で向かい風などは波高が高くなる事が考えられます。
逆転が非常に多い 他の競艇場では、ほとんど1周1マークで決まったり、1周2マークまでには大体の体制が決まる事が多いですが、江戸川競艇場では最後のターンマークまで逆転がある場合も多いです。
理由としては先程ご説明している波高であったりの気象条件が影響しています。
特に波高が高い日のレースは大荒れする事もあります。
インの強さは?
競艇と言えばインの強さがどうなのかという所が予想の肝になってきてます。 では江戸川競艇場はどうなのでしょうか?
インが一番強い競艇場と言えば長崎県の大村競艇場が有名ですが、大村競艇場のイン勝率は60%ほどあります。
それに対して江戸川競艇場のイン勝率は44%ほどになります。
江戸川競艇場はインが強いと言うことは無いです。
そこも江戸川競艇場の予想を更に難しくさせています。
江戸川競艇場は当地勝率を重視
江戸川競艇場を予想する際に重視したいのは、当地勝率です。
理由は江戸川巧者は勝率で見抜けますし、江戸川が嫌いな選手はそこまで上手いと言う事がないので、予想する際は当地勝率を重視しましょう。
最後に
競艇場で一番の難水面の江戸川競艇場の特徴をわかっていただけたでしょうか?
特徴を理解して、江戸川競艇場を楽しんで下さい。
予想するのは難しいですが、逆転が多いので最後までどうなるかわからない水面でもあります。
たまに気象条件が悪化して途中で中止になる事もありますが、そこも江戸川競艇場なので楽しんでいきましょう。
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